アメリカのミネソタ州ロチェスターにあるメイヨ・クリニック(Mayo Clinic,)は、世界で有数の先進的な医学研究施設である。このクリニックは、一般的でなく、極端、そして稀な症例に対する診断や治療でよく知られている。特定できない病気をもつ患者がこのメイヨ・クリニックでうまく診断・処置されたことを聞いたのは何回になるだろうか?
効率的な診断は、クリニックに分散する様々な医学研究室で一連のテストが行われることによってもたらされる。主要なテストは化学、微生物学、血液学、免疫学研究室で行われる。血液学研究室においては、多くの分析器材が血液サンプルのテストで利用されるが、1日に1,700の血液サンプルに対して30,000件以上のテスト結果が生成される。
このワークフローと大量のデータを管理するために、メイヨ・クリニックは、研究室情報システムのスペシャリストであるオーチャード・ソフトウェアによって開発された先進的な情報システムであるAquedustを利用する。Aquedustはとりわけデータのメンテナンスと血液学に対して唯一の判定を行うが、それは最大限の生産性と処置効果を促進する自動化されたツール群を利用する。Aquedustは4Dデータベースによって構築されている。サンプルは初期分析が行われる地下研究室からまさに旅を開始する。
結果は電子情報としてシリアルポートを通じてAquedustに送信されるが、そこでは先進的な判断基準による判定サポートシステムが結果を評価する。標準値の検査結果は電子情報として、TCP/IPベースのHL7(health level 7)インタフェースを経由してメインフレームシステムに送信されるが、異常なサンプルについては、スペシャリストによるさらに詳しい分析を行うために10階の特別研究室に送られる。バーコードスキャナを利用した建物内でのサンプル追跡が可能であり、メイヨのメインフレームシステムのリアルタイムインタフェースは、特別なテスト中にも臨床医に準備としての予備結果を知らせ続ける。
4DテクノロジーをベースにしたAquedustは、紙の利用を減少させ、データと情報へのアクセスを改善し、結果として基準に従った処置を可能にする。これらの利点は生産性に絶対的な影響を与え、臨床医と主任医師による診断プロセスを促進している。
オーチャード・ソフトウェア
http://www.orchardsoft.com