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節約心のPronto!

4DベースのPronto!でロチェスター大学(University Rochester)は年間100万ドルの経費削減

医療管理業務で必要なソフトウェアとして、ロチェスター大学の心臓外科及び血管手術部はクリニカルインサイト(Clinical Insight)社製の「Pronto!」を採用した。クリニカルインサイト社は、医療業界を対象としたソフトウェアの占有権を有し、ソフトウェアの開発及び販売を手掛けている。「Pronto!」は同社の主力製品で、関連のサポートサービスも提供している。

「Pronto!」は、多忙な医療現場で必要なソフトウェア機能のほぼ全てを満たしたデザインの医療管理ソフトウェアである。このソフトウェアは、患者ケアに関連する全ての業務についての内容を診療メモ(encounter note)という形で記録に残せるようにという発想でデザインされている。このソフトウェアの使用により、医療従事者が患者とコンタクトを取る際の記録やカルテが、毎回の診療時に作成され蓄積される事になる。したがって、診療の最終段階では、患者の診療メモは既にほぼ完了していて、あとは主治医が見直してサインするのみという状態になる。

医療機関で扱われるレポートの多くは、患者の診療予定が立てられてから診療完了に至るまで通常様々な医療従事者達の手にによって作成されるため、最終的に担当医はその記録をまとめる作業に大変な時間を費やす事になる。しかし『Pronto!」システムの導入により、医師は診療記録の作成やそのレビューに費やす時間を大幅に削減することができる。担当医は、既に記録された情報をチェックした後、記録が正確ならば、電子サインをするのみで済むからである。

4Dベースの「Pronto!」は元来、心疾患に対応するシステムとしてデザインされたものだが、他のどんな医療分野にも対応が可能だ。ロチェスター大学では、300名を超えるユーザーがおり、通常110名以上のユーザーが同時に接続されている(ユーザーの多くが、ワークステーションを共有)。 これには、2台のサーバー(IBM x-Series 345 2U)が導入される。1台は「Pronto!」用として使われ、もう1台はミラーまたはバックアップ用として、あるいは「Pronto!」にイメージサービスを提供するために起動される4D SOAP(「Pronto!」の別のアプリケーションソフトウェア)ベースのイメージサーバー用として使われる。ロチェスター大学では 4Dベースのミドルウェアもまた導入されている。これは、病院のインフォーメーションシステムに通信する際に使用されるもので、このミドルウェアにより、HL7標準を使って「Pronto!」のレポートをアップロードしたり、患者のデータをダウンロードしたりすることが可能になる。

ロチェスター大学のサイトは、1991年以来ずっと4Dベースの電子レポートを使って循環器科用のサービスを行っている。大学は、トランスクリプション、正確なコーディング、ファイリング、レポートの配付にかかる経費を年間合計100万ドル以上削減する事ができた(この額には「Pronto!」導入による医療従事者等の人員削減で節約された費用などは含まれていない)。また大学の患者ケアサービスやメディカルおよびファイナンシャルリサーチの品質についても「Pronto!」の影響は大きい。


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